パーキンソン病をご存じですか。
名前くらいは聞いたことがおありでしょうか。
もし、ご存じだとしたら、どんな病気だと思っておられますか。
「名前は知っている。手が振るえる病気でしょう」
「寝たきりになるようなかなり大変な病気かな」
「高齢者がかかって、体が不自由になる病気じゃないですか」
このように答えてくださる一方で、心の底では
「私には無関係、かかるはずがない」
と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
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果たして、そう言い切れるものでしょうか。
というのも、難しいといわれる病気な ら同じだと思いますが、
「まさか、この私か」と、病名を知った患者さんは
みな愕然とされるものです。
つまり、病気になる前の患者さんは、みなさんと同じように
「私は無関係」と考えておられたのです。
では、もう一つテストをしてみましょう。
次に挙げる人たちには共通点があります。
それは何でしょうか? というのが問題です。
マイケル・J・フォックス、ローマ法王ヨハネ・パウロニ世、
モハメド・アリ、アドルフ・ヒトラー、江戸川乱歩、山田風太郎、
家永三郎、岡本太郎、キャサリン・ヘプバーン、三浦綾子
これら様々な分野の著名人たち「俳優、宗教家、ボクサー、
独裁者、作家、学者、画家ら」は同じ病気の患者さん、
というのがヒントです。
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もうお分かりでしょう。「パーキンソン病」が正解です。
既に亡くなった方も存命中の方もおられますが、どうでしょう、
パーキンソン病に興味が出てきたのではないでしょうか。
もしかしたら、少し不安になられたかもしれません。
それも当然です。このように職業も異なる世界各国の人が
パーキンソン病の患者だとしたら、自分には全く無関係だという
気持ちが揺らいでくるのは当たり前でしょう。
本ブログの狙いはそこにあります。医療関係者だけではなく、
一般の方々にもパーキンソン病について
知っていただきたいと思ったのが執筆の動機ですから。
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